日本マクドナルドの店長らは2006年5月29日、労働組合「日本マクドナルドユニオン」を結成したと発表した。設立当初の参加者は、200人。労組は同日、会社側に対して結成を通告し、全国3,800店舗で労組加入を求める勧誘活動を始めた。ハンバーガーチェーン大手で労組が結成されたのは初めて。
マクドナルド労組は、「100円マック」や店舗の24時間営業拡大など、相次いで打ち出される経営方針について、「売り上げ至上主義」と指摘。店長の時間外労働や、アルバイトの有給休暇取得が不十分であることなどから、労働条件改善のための協議が必要とした。