ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2006年5月10日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3」(PS3)を日本国内では11月11日に59,800円(税別)(20GBのハードディスクドライブを搭載したモデル)で発売する、と発表した。次世代DVD「ブルーレイ・ディスク(BD)」などのコストが高騰したと見られ、各紙はいっせいに「ゲーム機としては前代未聞の高価格(朝日新聞)」などと割高感を指摘した。
その一方で、産経新聞は大手電機メーカーの声として「(BDを搭載した)デジタル家電としては安い」ことを指摘している。PS3はBDを再生することができるが、ソニーが米国で7月に発売する予定のBDプレーヤーの価格は1,000ドルの予定で、PS3よりもはるかに高額だ。
日経新聞は「今回の路線はPS2を売り出した当時と同じ。『DVDも再生できる高性能さ』が人気を集め、DVD普及の一翼を担った」とPS3の発売を、BDを一気に普及させる戦略の一環とみている。
プレステ3の価格明らかに 各紙で見方分かれる
2006.05.10 14:09
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