中国メディアが「神技」と絶賛!卓球・平野美宇のアジア選手権優勝はどれくらいすごいか?

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   「信じられない、すごい。すごすぎる」。中国・無錫で行われた卓球アジア選手権女子シングルスで、世界ランク11位の平野美宇(17)が世界ランク1、2、5位の中国選手を次々撃破し優勝した現場を絶叫しながら伝えたのは地元・中国の実況アナウンサー。ようやく番組がトップニュースで伝えた。

   アジア大会のこの種目で日本人選手が頂点に立ったのは上海生まれの中国系日本人、小山ちれ以来21年ぶり。残念ながらこの歴史的快挙をNHKはじめ日本のテレビ局はどこも無視して中継しなかった。

   この大会で過去22回参加し女子シングルスでは19回優勝している中国は、地元開催で負けられないとあって世界トップクラスの選手を揃えた。

まず世界ランク1位の丁寧を下す

   まず平野の前にまず立ちはだかった厚い壁がリオ五輪で金メダルを獲得し世界ランク1位の丁寧(26)との準々決勝(2017年4月14日)。平野は過去6回対戦し全てストレート負け。福原愛も石川佳純も勝てず、伊藤美誠が昨年1度勝った相手だ。ところが最終5ゲームまでもつれる接戦の末3-2で破った。

   これには実況中継していた地元・中国のアナウンサーも「歴史的瞬間!これには驚いた。信じられない。すごいですよ。すごすぎる」と絶叫。

   次の準決勝で平野は、前回(2015年)のアジア選手権で優勝した世界ランク2位の朱雨玲(22)に3-0のストレート勝ち。これには国際卓球連盟も公式サイトで「ハリケーン・ヒラノ シュウレイを吹き飛ばす」。地元・中国のスポーツ紙も「平野は本大会のダークホース、神技だ。神話をつくった」と絶賛した。

   そして決勝戦の相手はワールドツアー4回優勝し世界ランク5位の陳夢(23)を3-0のストレートで破り優勝を勝ち取った。

   表彰台の真ん中に立った感想を平野は「両サイドに中国の選手がいて自分が真ん中にいるのが現実かな? という感じ。攻めの卓球を去年から意識して練習してきたのが発揮できた」と喜ぶ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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