リオ五輪の閉会式で小池百合子都知事は和服姿でリオ市長からオリンピックの旗を引き継ぎ、「そう重くはなかったですが、責任の重さはズシリときました」と語った。でも高そうな着物も髪型も折からの雨でずぶ濡れになってしまった。
日本は2020年の東京大会をサプライズ演出でアピールした。フィールドを赤くして、白い衣装の20人が体重移動だけで動く最先端の乗りものを駆使してパフォーマンスを繰り広げ、英語やポルトガル語など4か国語の「ありがとう」の人文字が映像で浮かぶ。これは東日本大震災のときの各国支援に対するお礼だ。
安倍首相もスーパーマリオの扮装で登場したが、出てきてすぐコスチュームを脱いでしまったので、何がどう変身したのかよくわからなかった。雨よけのマントを脱いだだけに見えた観客も多かっただろう。ああいうときは、もっとタメを作らなけりゃあ。ここにも安倍首相のせっかちな性格が出た?
オリンピック・ロス
司会の夏目三久「クールJAPANの演出が格好良かったですね。これでリオがなんとなくもう前のことと思えてきます。映像を見ると夢のようです」
リオ出張中の石井大裕アナにかわって、スポーツコーナーを担当している国山ハセンアナは「オリンピック・ロスという言葉がもしかしたら出るかもしれません」
龍崎孝(流通経済大教授)龍崎孝「実は大変なのはこれから。東京五輪の警備や会場整備に、小池知事に正すべきところは正してもらって、その後は邁進してほしいですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト