まるで犯罪映画!「マニラ保険金殺人」ヒットマン使って山梨県男性殺害

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   おととし10月(2014年)、フィリピン・マニラで日本人男性が殺害された事件で、山梨県警はきのう12日(2016年)に日本人男性3人とフィリピン人女性1人を保険金殺人の容疑で逮捕した。被害者に高額の保険をかけて現地の殺し屋を雇ったもので、容疑者の1人は先月、「スッキリ!!」の取材で全容を明らかにしていた。

タクシーの横にバイク寄ってきて銃弾2発

   殺害されたのは山梨・韮崎市で整骨院を経営していた鳥羽信介さん(当時32)で、マニラ市内をタクシーで走っている時にバイクに乗った男にピストルで撃たれた。鳥羽さんには1億円の海外旅行保険がかけられており、警察は保険金目当ての殺人と見て調べていた。

   逮捕されたのはいずれも鳥羽さんの知人で、山梨・笛吹市の無職・岩間俊彦容疑者(42)、甲府市の無職・久保田正一容疑者(43)、住所不定無職の菊池正幸容疑者(57)とフィリピン国籍の女(43)だ。取材で犯行を語ったのは菊池だった。鳥羽さんと知り合ったのはうなぎの稚魚を養殖して日本へ輸出する話からで、鳥羽さんら3人にマニラ在住だった久保田、菊池ともう1人の日本人が加わった。

   計画の打ち合わせをマニラで開いたとき、菊池は岩間から「鳥羽をやって(殺害)くれ」と言われ、そのことを久保田に聞くと「知ってる。殺し屋と話も付いている」と話したという。殺害の手順は、鳥羽さんとタクシーに乗り、途中で用を足すふりをして菊池が車を降りたところを殺し屋が襲うというものだった。もう一人のマニラ在住の男が犯行場所を示し、「途中のコンビニから電話をしろ。おしっこで車を降りろ。車に残っているとお前も撃たれる」と指示されたという。殺害は打ち合わせ通りにおこなわれ、銃弾を2発浴びた鳥羽さんは病院で死亡したが、死ぬ前に「イワマトシヒコ」の名前を繰り返していたとカルテに記載されていた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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