舛添都知事「政治資金」流用疑惑!家族旅行や回転寿司の息子誕生会も計上

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   正月の家族旅行の代金が会議費、美術品の代金が資料代、家族で食べた回転寿司の代金まで・・・。高額な海外出張に加え、公用車での別荘通いと批判が強まっている舛添要一東京都知事に、新たな政治資金の流用疑惑が浮上した。

   週刊文春(5月19日号)が「血税タカリの履歴 これも政治資金!」と報じているもので、舛添都知事が代表を務める政治団体「泰山会」の政治資金収支報告書に不可解な支出がゴロゴロあるという。

多数の絵画など美術品購入は「資料代」

   参議院議員時代の2013年1月3日と14年1月2日の正月に、千葉県木更津市内のホテルで会議を行い費用は2回併せて37万円支払われたことになっているが、ホテル関係者は「2回とも会議は開かれておりません。舛添さんはお子さんを連れて慰安旅行で利用されています。いずれもグレードの高い部屋に泊まったと思います」と話している。

   湯河原の別荘近くの回転寿司を3回利用し、収支報告書には飲食代として4万7000円が記載されていた。店の関係者に聞くと「家族で来店。うち1回は息子さんの誕生日を祝っていた」

   このほかにも、絵画など美術品を多数購入して、収支報告書には「資料」として記載していた。都知事就任直後の14年3月に著書を発表しているが、自ら10万円分以上を購入して収支報告書に計上。出版社の担当者は「14年5月に泰山会名義で100冊の購入があったという記録が残っています」

   政治資金に詳しい慶応大学の小林良彰教授は、「印税を受け取らず、その分を値段を下げた額で購入して自分の主義主張を伝えたい相手に渡すのであれば、政治活動の一環という主張もできないわけではありません。しかし、印税を本人が受け取り、支援者に配ってしまうと利益相反の疑いがもたれる」という。

文   モンブラン
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