東京都の舛添要一知事は毎週末に公用車で東京から100キロほど離れた神奈川県湯河原町の温泉付き別荘に通っている。昨年(2015年)5月から今年4月22日までの1年間で49回にのぼる。毎週金曜日午後2時半ころに都庁を出て、日曜日まで滞在している。
舛添知事は27日は公用車の使用について、「ちゃんとルール通りにやっていたわけですからまったく問題はないと思う」と弁明している。
金曜午後から公用車でお出かけ
東京都の説明によると、「移動先の一方が『公務』の場合は公用車を使う」ことが認められている」が、湯河原から東京の自宅へ帰る復路はいったいどうしていたのだろうか。
危機管理についても、知事は「緊急連絡体制がある。東京にいないときは3副知事が輪番で務めているのでまったく問題はありません。多分、奥多摩よりも早く帰ってこられると思います」と説明している。この知事は早く戻れるかどうかという問題ではないことがわかっていない。
司会の羽鳥慎一「ちょっと常識を超えているのはないかということですかね」
高木美保(タレント)「『ちょっと』を外したいですね。災害があった時、担当者が都庁に辿り着けない可能性が東京の場合は大きい。これはやってはいけないという自分を律する心をリーダーなら持ってほしい」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト