イスラム国(IS)に参加するためシリアへ入国しようとした日本人の男が22日(2016年3月)夜、トルコ南部でトルコ治安当局に拘束された。山本匠晃アナが「シリアとの国境に近いがガジアンテップ郊外で24歳の男を拘束したということです。トルコ当局は氏名などは明らかにしていませんが、イニシアルはM・Mだとしています」と伝えた。
映像では、3人の兵士が銃を構え取り囲む中、黒っぽいパーカーのような上着にベージュ色のズボンの男が砂地にひざまづいて、両手を頭に置いている様子が流れた。男の前には携帯電話、右脇にはバッグが2つ置かれていた。
聴取・司法手続き終われば日本に強制送還
トルコのドアン通信によると、治安部隊の隊員が不審な車を発見し、乗っていた男を調べたところ、「シリアのイスラム国関係者と電話で接触し、イスラム国入りを説得された。イスラム国へ参加するために来た」と話したという。
在トルコ日本大使館は「報道は承知している。現在調査中」と話している。司法手続きが終わり次第、男は日本に強制送還される見通しだ。
文
モンブラン