「クローズアップ現代」国谷裕子キャスターお別れ挨拶!降板の無念さ隠し・・・

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   NHKの報道番組「クローズアップ現代」(月~木よる7時30分)は17日(2016年3月)はこの時間での放送を終了し、国谷裕子キャスターの出演も最後になった。番組の最後にその旨のテロップが流れ、国谷がこうあいさつした。

「この間(23年間)視聴者の皆様からお叱りや戒めも含めて、大変多くの励ましをいただきました。・・・国内、海外の変化の底に流れているものや吹き始めている風をとらえようと日々もがき、複雑化し見えにくい現代に少しでも迫ることができればという思いで番組に携わってきました。23年たったいま、そのことがどこまで視聴者の皆様方に伝えることができたのか気がかりですけれども・・・」

   そして、続けて来られたのは視聴者、出演ゲストのおかげと感謝を述べた。

   たしかに、クロ現はあらゆるジャンルに切り込み、タイムリーな分析を行う、いまどきのテレビには貴重な番組だ。国谷の歯切れのいい語り口と落ち着いた分析が説得力を持っていた。国谷は番組降板に抵抗したと言われるが、最後のあいさつは無念さをぐっと押し殺して、いつもの穏やかな表情で語った。

   4月4日からは「クローズアップ現代プラス」と番組名が変って、夜10時からNHK女性アナが日替わりで担当する。(テレビウォッチ編集部

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