「大学合格発表」掲示見に行く派?ネットでOK派?サクラサクいまや昔

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   掲示板を見て喜びに涙する人、うなだれる人・・・悲喜こもごもの大学の合格発表風景だが、9日(2016年3月)の京都大学や大阪大学に続いて、きょう10日は東京大学で発表される。しかし、キャンパス内の掲示による合格発表は年々減っているという。「けさの関心事」コーナーで取り上げた。

大阪大は掲示板復活!「みんなに喜んでもらうと学生生活に張り合い

   ちょっと古いが、文部科学省の2010年の調べによると、掲示方式で合格発表した大学は全国の国・私立731大学のうち354大学で、半数近くに減っている。1970年代は掲示方式が主流で、合格者はいち早く両親に知らせる手段として電報が活用され、「サクラサク」「サクラチル」が話題になった。90年代に携帯電話に移行していった。

   2000年代に入ると、大学側が電話による自動応答システムで合否を伝えたり、最近ではインターネットのホームページだけで発表を行う大学が増えている。受験料や試験前後の交通費に加えて、合格発表だけでまた出かけるのはかわいそうというのが理由という。

   その一方で、掲示による合格発表を復活させる大学もある。昨年から掲示方式を復活させた大阪大学は、「キャンパスで直に合格発表を体験でき、みんなから祝福されることによって大学入学後のモチベーションアップにつながるから」と説明している。

   龍崎孝(TBS解説委員)「30年ちょっと前、掲示板の発表を見に行きましたけど、何とも言えない緊張感でオーと声をあげましたね。これをやっぱり味合わないと」

   牧嶋博子(TBS解説委員)「私も掲示板派ですよ。見に行くのもいいんですけど、落ちちゃったら悲しいから、そこは微妙ですね」

文   モンブラン
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