都庁から派遣されてきたスーパー公務員・浅井栄治(唐沢寿明)が、行動力と奇抜なアイディアで限界集落を再生させようと奮闘する。日本の原風景のような神楽村の美しさに魅了される浅井、産業廃棄物を受け入れるため廃村にしようと目論む市長の福本(沢村一樹)の対立が見どころの1つだ。
ブランド米、地底湖ツアー、婚活パーティ、滝壺レストラン・・・次々実現
福本の妨害を受けながらも、浅井は「スカイランタン」「神楽米」「滝壺レストラン」「婚活パーティ」「地底湖ツアー」など、次々とアイディアを成功させる。住民との信頼関係も生まれ、観光客も増え、神楽村は活気を取り戻す。
6話では、村を再生させた立役者として福本市長が注目を浴び、廃村計画はままならない状況になっていく。そんな福本を地元の議員・国枝(大和田獏)は罵り、計画を推し進めるように迫る。
さらに、ネットに「神楽米は偽装米」「地底湖ツアーのずさんな管理」などという悪意に満ちた記事が書かれ、観光予約のキャンセルが相次ぎ、村は窮地に追い込まれる。噂を流したのが福本市長だという記事が載り、詰めかけた報道陣を前に記者会見という流れで、最後に浅井と福本は和解する。めでたしめでたしかと思うと、浅井の幼馴染で、一番の協力者のコンサルタント会社経営者の戸川真人(山本耕史)がなにやら不穏な動きを始めた。