幼馴染が大人になって恋に落ちる―。フジテレビ系月9ドラマ「恋仲」のような話が中国で実際にあった。中国・安徽省に住む10歳の男の子、亮君には大好きな女の子がいて、彼女に「きょうからお金を貯めて、大きくなったら僕のお嫁さんにする」と宣言した。
ここまでなら、まぁ、よくある話だが、亮君はそれを20年後に本当に実行し、先月(2015年8月)、宝石店を訪れた。そのとき亮君(いあや、もう亮さんか)が宝石店に持ち込んだのは、小銭ばかり150キロ。ていねいに新聞紙にくるまれてはいるが、金額がいくらになるかも分からず、どの店にも断られてしまった。
感動した宝石店が4人がかりで計算
困った亮さんは、最後に駆け込んだ店で20年前からの事情を詳しく説明した。
感動した宝石店は4人がかりで小銭を数えてくれ、24万円あることもわかった。亮さんはようやく指輪を購入することができ、久しぶりに会った彼女にプロポーズした。彼女は涙ボロボロだったという。
司会の小倉智昭「もっとも、その後2人がどうなったかは分かりません。でも、おそらくゴールインしたんじゃないですか」
キャスターの菊川怜「へぇ~」
小倉「宝石店の店主は『これは真実の愛の証だ』として、150枚の硬貨をお店に展示することにしたそうです。いい話のようですが、『宝石店の宣伝じゃねぇのか』という声もあるようです」
梅津弥英子キャスター「え~ッ、いい話だと思ってたのにい」
ビレッジマン