寝屋川「中1生殺害・不明」遺体運んだクルマは1台!遺棄現場のタイヤ痕解析

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   大阪・寝屋川で殺された女子中学1年生の平田奈津美さん(13)と一緒にいて行方不明になっている星野凌斗君(12)の自転車が13日(2015年8月)午後3時ごろ、京阪寝屋川市駅前の駐輪場に止めていたことがわかった。平田さんの死亡推定時刻13日午後7時までの4時間に、2人がクルマで連れ去られた可能性が強まっている。

粘着テープに指紋あるはず

   大阪府警は星野君の公開捜査に踏み切った。身長143センチ、体重32キロと小柄なほうで、黒のTシャツに黒いハーフパンツ、黄色のクロックス姿で、アディダスの黒いポーチを持っていた。家族の話では、財布や現金は持ち歩いておらず、平田さんも現金をわずかしか持っていなかったという。2人が京都方面に向かったという情報もあるが、電車やバスに乗った形跡はない。

   遺体発見の1時間前に現場から立ち去った不審車は、当初は2台と伝えられていたが、警察はタイヤ痕から1台であると判断した。寝屋川市駅から高槻市にかけて設置された防犯カメラの映像を分析し、誘拐事件を担当する特殊班も投入して捜査を進めている。

   元警視庁少年事件課の江藤史朗さんは、不審車の映像が公開されていないことから「車の特定が進んでいるのではないか」と話す。タイヤ痕や防犯カメラの映像、通過車のナンバーを読みとるNシステムの分析、平田さんの頭部や手首にまかれていた粘着テープは手袋では扱いにくいことから、指紋の採取解析が進んでいる可能性もあるという。

   司会の夏目三久「一刻も早い解明と星野君の無事を祈ります」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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