海水浴シーズン真っ盛り・・・「危険生物」もやって来た!サメに続きカツオノエボシ

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   この週末から夏休みに入り、海水浴を計画している人も多いだろうが、関東の海水浴場には「危険生物」もやってきている。とにかくご注意を。

   茨城県鉾田市の海岸でおととい5日(2015年8月)にメジロザメが撮影され、県内の9か所の海水浴場が遊泳禁止になった。体長2メートルと4メートルくらいの2匹で、波打ち際から5~20メートルまで接近してくる。

   メジロザメは世界中に生息しているが、茨城沖に現れるのは極めて珍しく、記録的な猛暑で海水温が上がった影響が指摘されている。県は「人に危害を加える種類もある」として監視を続けている。

   遊泳禁止のためどこの海水浴場も客はまばらで、県はホームページなどの情報を確認し、安全第一で行動するように呼びかけている。

神奈川・逗子海岸で被害!パニックになりショック死

   神奈川県の逗子海水浴場にも危ないヤツが現れた。クラゲによる被害が8月5日までに1800件と、すでに去年の2倍に達した。ほとんどが危険度の低いミズクラゲだが、猛毒を持つカツオノエボシも神奈川県内の3か所で見つかっている。

   カツオノエボシは関東以南に生息し、青いビニール袋にも見える体には数メートルにのびる猛毒の触手がある。刺されると皮膚が赤くはれ上がってみみず腫れになる。新江ノ島水族館の足立文さんは「パニックになり、ショックから死亡する例もあります」という。

   刺された男性は「電気が走るみたいにピリッときて、身の危険を感じました」と話す。

   東京海洋大の石井晴人助教はこの時季にカツオノエボシが神奈川沿岸で見つかったことについて、「海水温が上昇して生息水域が拡大したのと、台風による強風で沿岸に吹き寄せられたため」と解説する。今後は海水温はさらに上昇し、日本に接近する台風も続くので、海岸に打ち上げられる機会が増える。

   刺されたらすぐに海から上がり、触手を海水で洗い流して、速やかに病院に行く。

   司会の夏目三久「海に出かける方は、くれぐれもご注意ください」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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