イギリスの大英博物館に展示されている古代メソポタミヤ文明の粘土板が解読され、そこには信じられないような内容が書かれていた。司会の小倉智昭がおかしそうに伝える。「カネ返せと書かれていました。4000年前からあるんですねえ、苦情の手紙」
粗悪な銅の延べ棒つかまされクレーム
粘土板を書いたのはナンニという男性で、アラビア半島のある男性から銅の延べ棒を買ったが、それが粗悪品だったため何度も使者を通じて返金を求めたが応じず、業を煮やして粘土板を焼いて送ったらしいという。
粘土板には「私を誰だと思っているのか。ほかの客もこんなふうに侮辱するのか」「金輪際、品質のいい物でない限り、あんたから銅は買わない」「これからは自分の目でたしかめて買う。あんたなんかお払い箱だ」といったことが書かれていた
粘土板の作成は大仕事で、まず数時間掛けて湿った粘土に文字を彫り、次に窯に入れて焼き、割れないように運ばなければいけなかったそうだ。