きのう27日（2015年4月）は暑かった。北海道では4月としては1998年以来17年ぶりに30度以上の真夏日を記録した。帯広市では子どもたちが水遊びに興じ、牛舎の牛たちは扇風機をかけてもらっていた。東京も25.0度の夏日になり、赤ちゃんのために保冷剤を持ち歩いているお母さんもいた。
全国19か所で30度以上の真夏日を記録し、最も暑かったのは福島県浪江町で4月としては観測史上最高の32度だった。「日本一暑い町」の埼玉県熊谷市では手もとの温度計では30度を超えた。駅前のタクシー運転手たちは新聞や夏祭りの名物のうちわを日よけにしていた。街を行くと、「辛いものを食べて汗をかいて涼しくなろう」という人気カレー「辛くま」が早くも登場した。サラリーマンたちが会社帰りに直行し、大汗をかいて食べていた。
大型連休明けに沖縄は梅雨入り
司会の小倉智昭「異常な暑さですが、いつまで続くの」
気象予報士の天達武史「きょうは北海道では暑さが収まりますが、仙台、東京、名古屋、大阪など軒並みに夏日です。ゴールデンウイークも好天が続くと思います。ただ、30日（木）と5月1日（金）の関東はにわか雨に注意してください」
小倉「沖縄はそろそろ梅雨入りかな」
天達「いま、走りの時期です。ゴールデンウイーク明けということでしょう」
キャスターの菊川怜「今年の夏はどうなりますか」
天達「ちょっと不安定な天候になるかもしれません。夏にかけても天気の急変に注意が必要ですね」
小倉「差し障りのない答え方がうまくなりましたね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト