声帯摘出のつんく♂挑戦「食道発声法」ってどういうの?ゲップの瞬間に声が出る!

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   歌手で音楽プロデューサーのつんく♂(46)は、母校の近畿大の入学式に出席して、喉頭がんで声帯を摘出して「声を失った」ことを明らかにした。スクリーンに映し出されたメッセージで「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です」と後輩を励ました。

母校の入学式「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」

   入学式にサプライズ・ゲストとして登場したつんく♂は新入生の大きな拍手で迎えられたが、いつまでたってもしゃべらない。背景のスクリーンに映し出されたメッセージはこんな内容だった。

   「なぜ、声にして祝辞を読み上げることができないのか。声帯を摘出したからです。一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」とあって、「こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事をこれから考えながら生きていこうと思います」と結び、声のない口で「ありがとうございます」と伝えて、大きな拍手に涙を浮べた。

   1992年に「シャ乱Q」でデビューし、数々のヒット曲を送り出したほか、モーニング娘。などアイドル・グループのプロデューサーとしても活躍している。

   声の異変に気付いたのは昨年1月(2014年)だった。その前年の異変は治ったが、「今度は手術」と話していた。3月に喉頭がんが見つかり、9月に仕事に復帰したががんは再発した。10月に声帯を摘出したという。

   喉頭がんの原因はたばこか声の使いすぎだという。歌手であるなら声を使うのは仕方ない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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