冬ドラマは総じて視聴率が低いのだけれど、今年も惨憺たるものだった。ゴールデンタイムの連ドラは平均視聴率15%超で合格といわれるが、全平均で最も高かったのはテレビ朝日系「DOCTORS3」(木曜よる9時)の14・38%で、以下は日本テレビ系「○○妻」(水曜よる10時)14・27%、フジテレビ系「銭の戦争」(火曜よる10時)13・41%、同じくフジ系「デート」(月曜よる9時)12・55%、TBS系「ウロボロス」(金曜よる10時)10・42%、TBS系「流星ワゴン」(日曜よる9時)10・31%だ。これ以下はひとケタ視聴率である。
同じようなタレントをとっかえひっかえ使って、ヒット漫画などを原作にして制作するという連ドラのスタイルそのものが飽きられてきているのではないか。(テレビウォッチ編集部)