万引き知らせた小学生を犯人扱い!警察に通報・・・コンビニ経営者謝罪もせず

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   大分県日田市の大手コンビニ店で、商品の遊戯用カードの袋が破られカードが抜き取られているのを見つけて届け出た小学生6人が、経営者に万引きの容疑者扱いにされる事件があった。濡れ衣を着せられた児童の中にはショックで学校を休んだ子どももいた。

小学3~5年生6人に「本当はお前らが盗んだんだろう」

   事件があったのは今月7日朝(2015年2月)で、買い物に来た小学3年生~5年生の6人が、遊戯用の「カードの袋が破られ中のカードが抜きとられているよ」と知らせた。ところが、翌日、経営者が児童と保護者を呼びつけ、防犯ビデオの映像を見せて「座り込んでカードを拾っている姿が映っている。中のカードを盗んだだろう」と問い詰めた。

   児童は「やっていない」と否定したが、経営者は警察に通報し、児童6人は日田署に呼ばれて一人ひとり事情を聴かれた。しかし、防犯ビデオにはカードを盗む瞬間の映像は映っていなかったことが分かり、さらにビデオの分析をすると、6人の児童とは別の人物が袋を破っている映像があり、6人は無関係だったことが分かった。

警察も一人一人呼び出し追及

   事件はこれで終わらなかった。店側は容疑者扱いした児童6人に謝罪の連絡もとらず、保護者が児童を連れて抗議に行って初めて謝罪した。この時、児童のなかには泣きじゃくる子もいたという。容疑者扱いしたコンビニ店側の落ち度は言うまでもないが、警察も児童を呼びつける前に防犯ビデを詳しく分析すべきではなかったか。コンビニチェーンの本部(東京)広報センターは「保護者の方たちと店の経営者に話を聞き、最善の対応を取りたい」と話している。

   司会の小倉智昭「当たり前ですよ、そんなこと。3年生から5年生はショックを受けやすい歳で、やってもいないのに警察に連れて行かれ一人ずつ事情を聴かれて怖くてしょうがなかったと思いますよ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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