中国「病死豚の肉」販売1000トン!ベーコンやソーセージ・・・日本に輸出されてる可能性

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   中国で病死した豚の肉が加工販売されていた。山本匠晃アナは「11グループの110人が警察当局に拘束されました。11日(2015年1月)の当局発表によると、業者は08年ごろから豚の飼育保険会社から情報を仕入れ、農家から病死肉を安く購入していたそうです」

   業者も「どこかの家の豚が死んだら保険会社が教えてくれた」と話す。仕入れた病死肉はベーコンやソーセージ、食用油に加工し、中国国内の湖南省や河北省などで1億元(19億円)を売り上げていた。すでに1000トン以上が販売済みだった。

監督官庁の役人買収して合格証

   「売れない肉、家畜の内臓やリンパを全部巨大な鍋に入れて油にしていた」と警察の担当者は話す。

   中国では病死豚肉の加工事件が相次。11年8月以降で4600件が摘発された。監督官庁の役人を買収して検疫合格証を偽造するなど、大規模な組織が関わっていると見られる。

   中国の事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏はこう解説する。「病死肉といって売られているわけではないですが、非常に安い肉には理由があるのを分かっていても買う。犯罪リスクを負っても、これにかけようという人がいっぱいいるんです」

   日本で流通していないのか。富坂氏は「仕入れ担当者が外部の業者と組んで(日本の)会社をだますケースはありますので、可能性は低いがゼロとはいえません」という。

文   あっちゃん
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