マラソン大会中止!参加者続々集まり「エッ、詐欺でしょ」すでに4000円払い込み

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   きのう21日(2014年12月)に東京・江戸川区の荒川河川敷で行われる予定だったマラソン大会が中止になったが、「その理由が、考えられないほどじつにお粗末」(司会の小倉智昭)だった。

   大会はNPO「黎明」が2か月前ほどに企画したが、国土交通省や江戸川区に会場や道路の使用許可の申請など、必要な手続きをしてなかった。このため、2日前にウェブサイト上で中止を発表していたという。会場には事情を知らない参加者が多くやってきて、主催者スタッフに向けて「詐欺でしょ、コレ」「なめてんのか!」など怒号が飛びかった。

会場や道路の使用申請もせず

   「黎明」の説明によれば、大会の参加者は1500人で、参加費はフルマラソンで4000円、総額500万円が集まった。主催者のスタッフは3人しかおらず、使用許可を担当していたスタッフは所在不明だと説明している。参加費は全額返金する予定だというが、参加者は本当におカネが返ってくるのか不安を抱えている。

   小倉「お金は残っているのかな」

   笠井信輔ニュースデスク「150万円ほど使ったが、残っているとは言っています」

   スポーツイベントの企画運営をしている「スポーツワン」の山村亮氏は「国や市町村に会場の許諾を取るには4か月ほどかかる。実施まで2か月間というのは短すぎるので、それ自体が非常識」と話している。

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