理化学研究所が小保方晴子氏(31)による検証実験でもSTAP細胞が作製できなかったと発表したことを受け、作家の志茂田景樹(74)が12月19日(2014年)、「これでSTAP細胞は存在しない、と結論は出せないだろう」などとブログに書いた。
志茂田は小保方氏自身による検証実験でも存在が確認できなかったことで「一応の終局を迎えた」とするも、「ただこれでSTAP細胞は存在しない、と結論は出せないだろう」「今の生物学の力では、作れなかったということだろう」との見方を示す。
「STAP細胞と謳わないでも、今の生物学の常識をくつがえす画期的な細胞は、生物学が進歩するに従い、順次、作りだされるだろう」とした上で、少年少女が「自分がSTAP細胞を作ってやる」とチャレンジ精神を持って生物学の道を目指すことを願った。「今は存在せずとも、STAP細胞は、貴方たちに広く門戸を開いて待っている、に違いない」と今回の一件をポジティブに捉えた。