人気ロックバンド「U2」のリーダー・ボノ(54)が10月15日(2014年)、ニューアルバム「Songs of Innocence」をiTunesに無料配信した件についてフェイスブックを通じ謝罪した。
米AppleはU2とのコラボレーション企画としてニューアルバムの全曲をiTunesで9月9日から無料配信していた。しかし、設定によっては端末に曲が自動ダウンロードされる上、削除できないため苦情が殺到、Appleがアルバム削除ツールをリリースする事態に至っていた。
フェイスブックに投稿された動画はU2のメンバーがファンの質問に答えていく形式のもの。その中で1人のファンが「アルバムをユーザーのiTunesのプレイリストに自動で送りつけることは二度とやめてくれませんか?とても失礼です」という指摘を寄せた。
これに「おっと......。それはすまなかった。美しいアイデアを思いついて、調子に乗っていた」と謝罪、「アーティストはそういう傾向がある。ちょっとした誇大妄想や、ほんの少しの気前のよさ、少しの自己宣伝、そして、数年間、人生を注ぎ込んだ音楽が聞いてもらえないかもしれないという大きな不安が。たくさんの雑音があり、我々はそれを乗り越えるために、自分自身も雑音になってしまったようだ」と語った。