長崎県佐世保市の同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された高校1年の女子高生は犯行に至る経緯を少しずつ話し始めているという。高村智庸リポーターは「被害者の松尾愛和さんと女子生徒は、事件が起こる1週間前から2人で遊ぶ約束をしていたようです」と伝える。加害生徒が松尾さんを誘ったらしい。
近くの住人は「2人はよく一緒に出かけていました。お互いをアダ名で呼び合い、仲のいい友人同士という感じでしたね」と話す。
小6の時から始まった奇行
加害生徒は小学校のころから奇行があったという。市教育委員会は「彼女は小学6年生時の冬、家から持ち出した漂白剤と洗剤を学校のトイレで溶かし、クラスメートの給食に混入させていた報告がありました。その回数は5回に及んでいます」と語っている。
高村「この前後に小動物の解剖も行っていたそうです。この出来事は女子生徒が進んだ中学にも伝えられ、中学校では定期的に面談などを行っていました」
女子生徒が大きく変ったのは昨年秋(2013年)の母親の死と、今年春の父親の再婚だった。近所に住む女性は「父親が再婚した前後、父親を金属バットで襲い大怪我をさせたと聞いています。ケガの程度はわかりません」という。友人は「父親が再婚してから彼女は変わりました。父親の再婚に反対して、もう家にいるのがイヤ。留学すると話していました」と証言する。
文
ナオジン