「脱法ハーブ暴走」この3週間で14件!きのうも東京・高田馬場で4人重軽傷

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   15日(2014年7月)早朝、東京・高田馬場の交差点でまた脱法ハーブによる暴走事故があった。信号待ちのタクシーにワゴン車が突っ込み、その弾みでタクシーは前の車に追突、4人が重軽傷を負った。

   ワゴン車を運転していたのは千葉県野田市の職業不詳、古橋一茂容疑者(26)で、車内から脱法ハーブとみられる植物片が見つかり、運転直前に「脱法ハーブを吸った」と供述している。

専門医「購入した途端にどうしても吸いたくなる」

   脱法ハーブによるとみられる車の暴走事故はここ3週間で14件も起こっている。なぜ脱法ハーブを吸って車を運転するのか。国立精神・神経医療研究センター依存性薬物研究室の船田正彦室長は「購入すると非常に薬物を摂取したいという渇望が出てくる」という。東京・池袋の暴走事件で話題になり、その後も次々と報道されているが、実は以前からこうした暴走は日常茶飯に起こっているということなのだろう。

   厚労省は取り締まりができる指定薬物を緊急指定する特例措置を講じたが、次々と新手の薬物が登場しイタチゴッコの状態だ。司会の小倉智昭は「あれだけ危険な事故の話を伝えているのにもかかわらず、ニュース見ていないのかね、そういう連中は…」という。

   深澤真紀(コラムニスト)「かえって報道で興味を持ってしまう人もいて、非常に難しい」 暴走している連中は常習者で、事故のニュースを聞いてもやめられないのだ。「吸ったら乗るな」なんていうのは通用しない。後は売らせないことである。脱法ハーブを売る人間、買って吸引する人間ともにより一層の厳罰で臨むしかない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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