再調査なしなら懲戒委員会
代理人は「多忙な時期で早く発表しないといけないとのあせりがあり、さまざまな画像を差し替える必要があった」として、追加資料を提出したことを明らかにした。そのうえで「こういう裏付け資料を吟味してから、理研は結論を出してほしい」と訴えた。
齊藤「調査委員会のメンバー自身が(データの)切り張りをしていた事実もあり、理研はうやむやにしないできちんとやってほしいですね」
科学ジャーナリストの寺門和夫さんによると、再調査がなければ小保方さんは懲戒委員会にかけられ、解雇や論文撤回につながる。再調査になれば、50日以内に不正の有無が決まるという。不正「あり」なら懲戒委員会、「なし」なら小保方さんの名誉回復となる。