フジテレビ系の昼のバラエティー「笑っていいとも!」が終了し、「バイキング」(月~金ひる11時55分)の日替わりMCが一巡したが、最も視聴率が高かったのはスタートの4月1日(2014年)のEXILE・TAKAHIROの6・3%で、7日の坂上忍の4・5%が最も低かった。同時間帯の5日間の視聴率を見ると、バイキングがトップだったのは1日だけで、「ひるおび」(TBS系)が3回、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)が1回トップとなった。放送時間を繰り上げて正午の時間帯にぶつけてきた「徹子の部屋」(テレビ朝日系)とバイキングの「対決」は徹子の4勝1敗とバイキングの完敗で、坂上の放送回でダメ押しされた格好だ。
坂上はブログで、バイキング初MCの7日は、脚本・演出を手掛けた舞台の打ち上げが前夜からあり、朝まで飲んでそのまま番組に出演したと告白している。さらに、これからも「ほぼほぼ二日酔いのときはあるでしょうね」と悪びれた様子もない。早晩、視聴者から苦情が殺到するのは目に見えていて、番組スポンサーが降りるという事態も考えられる。視聴率も稼げず、酔っ払い出演というのでは番組をクビになるのも時間の問題だ。(テレビウォッチ編集部)