島根県松江市で名古屋市に住む18歳の女子学生が31歳の男性を殺害したとして逮捕された。この女子学生には「承諾殺人」という耳慣れない容疑がもたれているという。小松靖アナが「きのう(2014年4月2日)夜、衝撃的なニュースが入ってきました」と取り上げた。
インターネットで知り合い、名古屋から島根まで出かけて犯行
「男性が死んでいる」と通報があったのは2日午前7時。駆けつけた警察官が松江市内のアパート1室で見たのは、460キロも離れた名古屋市に住む女子大生と亡くなっている31歳の男性だった。女子大生は「頼まれて首を絞めた」と容疑を認めているのだが、男性に殺害を申し出て、男性も承諾して殺害に及んだ「承諾殺人」の疑いが出ているという。
亡くなった男性とはインターネットで知り合ったといい、アパートは男性の祖父の所有で室内には布団があるだけだった。警察は容疑が殺人に切り替わる可能性もあるとして、遺体を司法解剖して詳しく調べることにしている。
それにしても女子大生の不可解な犯行である。司会の羽鳥慎一は「『殺していいですか』といって、『お願いします』という関係が成り立つというのですかねえ」と不思議そうに言う。宮田佳代子(フリーキャスター)は「殺した方も罪になると分かっていながらやるわけですからねえ」と話す。
殺人罪だと「死刑または無期懲役、もしくは5年以上の懲役」、同意殺人罪(被害者が頼む嘱託殺人、承諾殺人)は「6か月以上7年以下の懲役または禁錮」という。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト