パンケーキ、グラノーラと来て、次はフレンチトーストが朝食のブームらしい。パンと卵と牛乳とメープルシロップを用意して、牛乳と卵の液にパンを浸して焼くだけなのだけれど、ふんわり焼けない、べちゃべちゃ、パンに牛乳卵液がしみこんでいないなど、これでなかなか手ごわい。料理研究家の藤井恵さんがコツを伝授。
「牛乳・卵」液は徹底的に混ぜ、パンは前の晩からつけておく
「パンに浸みこんでいかないのは、牛乳が少ないか、卵白が溶けていないからです。とにかく最初の掻き混ぜが大事です。牛乳の分量は卵1に対して3程度、これをサラサラになるくらいよくかき混ぜます」(藤井さん)
できるだけ長く漬けるのもお美味しく焼くコツになる。「冷蔵庫で30分以上時間を掛けてください。本当は前夜から5~6時間浸けて置けば確実にふんわり仕上がります」(藤井さん)
前夜からつけておけば、朝起きたら焼くだけでOKということだ。焼き方は弱火でフライパンに蓋をして、片面を6~7分蒸し焼きする。ガラスの蓋に水蒸気がいっぱい付けば焼き上がりだ。上にバターのカケラを落してメープルシロップかければ、ふわふわのフレンチトーストのできあがりだ。
試食したゲストの藤本美貴(タレント)「パンじゃないみたい」
内藤剛志(俳優)「たこ焼きみたいな柔らかさだな」
タコ焼きっていうたとえがよくわからないが、中が牛乳と卵を吸ってジューシーということなんだろうな。
(磯G)