「サグラダ・ファミリア」完成150年短縮!?2026年のガウディ生誕100年に間に合わせたい

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   アントニ・ガウディがスペイン・バルセロナの教会「サグラダ・ファミリア」を1882年から作り始めて130年経った。いまも未完である。完成まで300年といわれるのだが、このほど、2026年のガウディ生誕100年の年までに完成させると発表があった。ホントか?

高質コンクリートと3D設計図で13年後には竣工

   サグラダ・ファミリアの外壁にはキリストの生涯を表す彫刻がめぐらされ、石に刻まれた聖書ともいわれる。2005年には世界文化遺産に登録された。今後礼拝堂、172メートルの「イエスの塔」などいくつものの塔が造られることになる。

   CGで見ると、まあ壮大な姿だが、完成は単純計算でも2182年のはず。それが150年も早くできるというのだ。サグラダ・ファミリアに聞いてみると、ファクスが届いた。それによると、技術革新なのだという。まず高品質のコンクリートの割り合いを増やすことで、建設期間が短縮された。さらにCGソフトを使って3Dの設計図を作った。地元メディアは、世界遺産登録で入場者が増え、財源が安定したこともあると伝えている。

   先月公開された映像では、いまは鉄骨がむき出しの「航海の広間」は、来年には完成し、2018年には「マリアの塔」、2026年までには「イエスの塔」をはじめ、すべてが完成するという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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