サッカー日本代表「銅メダル」幻のメキシコ五輪フルタイム映像…NHK・BS1で放送

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   オリンピック日本代表が「銅メダル」に輝いた1968年のメキシコオリンピックの3位決定戦「日本×メキシコ」戦のフルタイム映像が放送される。当時、日本では後半の一部が衛星中継され、ニュースもハイライトだけで、NHKにも全試合の映像はなく、幻の「試合中継」とされてきた。ところが、NHKがJリーグ20周年のための映像を集めていた今年4月(2013年)、メキシコのテレビ局「テレビサ」の倉庫に、現在は使われていない2インチテープの形で残っていた。NHKはBS1で24日(2013年8月)ひる1時から、前後半の各45分を放送する。

   試合は完全なアウェーだったが、日本が釜本邦茂・杉山隆一の名コンビで鮮やかにゴール決めるのに対し、メキシコチームはふがいないプレーが続き、メキシコの観客たちは途中から「ハポン(日本)、ハポン」と日本チームに声援を送るというエピソードもあった。

   このころ日本のサッカーは世界では無名だったが、この大会ではナイジェリア、ブラジル、スペイン、フランスの強豪と負けなしで戦って一躍注目を浴び、釜本は7ゴールを決めて最多得点王となった。また、日本チームのファールのほとんどないプレーに、この大会から始まった「FIFAフェアプレー賞」「ユネスコ国際フェアプレー賞」が贈られた。

   45年前の日本代表のパス回しやフォーメーションなどを、今のザックジャパンと比べながら見るのも楽しそうだ。(テレビウォッチ編集部

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