お盆休みの帰省シーズン真っ只中、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんの最大の楽しみは孫の顔を見ることだが、そんななかで今年は孫に贈る『お盆玉』がトレンドだという。
都内・池袋の雑貨店は今年、文具コーナーで「ポチ袋お盆玉」の企画を立てたところ、前年より140%の売れ行きという。孫のいそうな高齢の男性に「お盆玉の中身はどのくらいまでですか」と聞くと、「6ケタまでですね」の答えが返ってきた。スタジオでは「エーッ、一、十、百・・・10万円!」「孫がいっぱいいるんでしょう」
シニア層の支出ランキング上位「子供・孫へのお小遣い」
年金が支給されるのは偶数月の15日だ。年末は正月の準備で孫へのお年玉は増やせないが、お盆真っ只中の15日はちょうど年金支給日でお年玉に比べ大盤振る舞いが可能ということなのか。
お盆玉のルーツを小松靖アナが調べたところ、東北・山形に行き着いたという。山形県立博物館によると、江戸時代に山形地方では奉公人にお盆小遣いを上げる風習があった。当時はお金ではなく、下駄など物を贈る慣わしだったらしい。それが昭和初期になって、子どもにお小遣いを上げる習慣になったという。
スタジオ松木安太郎(スポーツキャスター)「プレッシャーですね。お年玉以外にお盆玉とは…。けっこう出費ですよ」
小松「シニア層の支出ランキング第3位は、子どもや孫へのお小遣いだそうです」
お盆玉ブームというのもアベノミクスということなのかいな。
文
モンブラン