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「八重の桜」視聴率低迷…肝心の綾瀬はるか出番少なすぎる

   私の贔屓の綾瀬はるか主演のNHK「八重の桜」が低視聴率に喘いでいるようである。安倍首相がこんなことをいっていると週刊文春が報じている。

<「総理になってから日曜日はあくようになって『八重の桜』を見るようになったんだ。でも吉田松陰の描き方は失敗だったよね。荒っぽすぎる。あとは久坂玄瑞もちょっと軽く描きすぎ。あれじゃ長州をバカにしすぎだよ(笑)」>

   薩長に歯向かった会津藩の物語だから、長州の安倍にはおもしろいわけはなかろう。だが、はるかが悩んでいるとなると可哀想でならない。NHK関係者が4月7日(2013年)放送分の第14回は、視聴率が11.7% (関東地区ビデオリサーチ調べ)まで落ち込んだと話している。

   週刊新潮で低視聴率の理由を、テレビ業界に詳しい上智大学の碓井広義教授が解説している。<「肝心の綾瀬が、ほとんど出てこないのです。八重を描く上で、歴史上の出来事や八重の兄や結婚相手のことに触れなければいけないのは分かります。ただ、そこにこだわりすぎて、全体の5分の4は男たちのドラマになっている。彼女の登場シーンは、その頃八重はこんなことをしていた、という程度。もう少し、八重の人生をクローズアップして欲しいですね」

   はるかをもっと出せ。入浴シーンを出せば視聴率50%越えは間違いない!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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