世界の優れたテレビ番組や報道に贈られる「国際エミー賞」(米国テレビ芸術科学アカデミー主催)のニュース部門で、昨年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災直後のNHKの速報ニュースが最優秀賞に選ばれた。NHKは地震発生から90秒以内にテレビ、ラジオのすべてのチャンネルを緊急速報に切り替え、ヘリコプターやロボットカメラの中継映像を国内だけでなく海外にも刻々と流し、被災地に避難を呼びかけた。日本のメディアがニュース部門で国際エミー賞を受賞したのは初めて。
民放で「地震特番切り替え」が最も早かったのはフジテレビで、次はTBSとテレビ朝日、続いてテレビ東京、日本テレビは一番遅れた。(テレビウォッチ編集部)