俳優の高嶋政伸(45)が妻の美元(33)を相手に起こした奇妙な離婚裁判が、きのう19日(2012年9月)に結審した。高嶋は「妻はストレスの原因そのもの」で1日でも早く離婚したいと言い、妻は「離婚の理由がみつからない」と頑張る。
双方が離婚に合意し、慰謝料でもめているというならジャッジも比較的簡単だろうが、こんな極端な愛情のすれ違いでは判断は難しかろう。
3つの争点「ずさんな金銭感覚」「暴力行為」「ストーカー」
裁判で高嶋が主張しているのは主に3つだ。1つ目は妻のずさんな金銭感覚。生活費100万円に9万円の小遣いを要求され、その金銭感覚に耐えきれなかったという。妻は「結婚3年目までは生活費をすべて自分で支払い、生活費が足りないと言ったことはないし、浪費もしていない」と反論する。
2つ目は妻の暴力行為。酒を飲んで帰ってきたら「生活費が足りない」「態度が悪い」と文句を言われ、左目をゲンコでぶんなぐられた。このままでは殺されると感じたという。これにも妻は手を上げた事実を認めながら、「平手で左頬を叩いただけ」という。
3つ目は妻のストーカー行為。夫婦は別居状態に入るが、妻が知らないはずの京都のホテルで就寝中に人の気配を感じ、起きると妻がベッドに正座して自分の手を握っていた。妻は「滞在場所を教えてくれていた。体を心配しての行動だった」という。
夫は仕事減りで激太り、妻はいまや売れっ子
夫の高嶋が妻の素行の悪さをあげつらっているのに対し、妻は夫の悪口をあまり言わず、「離婚の理由が見つからない」と頑張っている。高嶋は12歳年下の浮世離れした妻に翻弄されている印象だ。この奇妙な裁判で、高嶋は精神的に追い込まれ仕事が激減、ストレスで激太りと伝えられている。一方、妻の美元は今や売れっ子のようだ。
さて、どんなジャッジが下されるか。11月9日の判決を前にスタジオのコメンテーターはこんな予想をする。弁護士の本村健太郎は「原告の高嶋さんの言い分を裁判官が認めるかどうかにかかっている。個人的には高嶋さんが有利と見てます」
キャスターのテリー伊藤「できたら示談にしてさっぱりしたほうがいい。(妻は)『今、高嶋さんは病気だが、いずれ私のところへ戻ってくる』というけど、あれはどうかね」