大津市の私立中学校で起きた2年生男子の「いじめ自殺」めぐる報道で、フジテレビ系の朝のワイドショー「とくダネ!」は、加害生徒ら関係者の名前が判読できる映像があったとして謝罪した。
「とくダネ!」は6日(2012年7月)に、被害生徒の遺族が加害生徒や大津市、学校に損害賠償を求めた裁判の準備書面を映像として流したが、関係者の氏名の部分の黒塗りが薄く、大型テレビの静止画面で見ると判読できたことがわかった。その直後から、ネットなどでは加害者生徒の実名や学校名が飛び交っている。
「とくダネ!」は9日の放送で「人権に関わる部分は黒く塗りつぶして放送した」と落ち度はないとしたが、「実名の一部が透けて見えることがわかりました」と謝罪した。(テレビウォッチ編集部)