尾木ママ「犯罪ですよ。殺人に近い」
教育評論家の尾木直樹(法政大教授)は次のように語った。「自殺の練習をさせているわけで、犯罪ですよ。殺人に近い状態になっていた。今回、アンケート調査で生徒からこれだけたくさんの報告が出てきたのは珍しい。異様な数の多さです。『先生が一緒に笑っていた』というのがあったが、事実ならこの教師の感性は教師のレベルに達していないですね」
学校側がかたくなに落ち度を認めない背景についても、「いま学校評価制度が強くなっており、いじめを認めてしまうと、市教委は議会から追及されるし、校長や担任は評価を落としてしまう。学校選択制度が実施されていて、保護者はこういう学校を選ばなくなるのでいずれ潰れてしまう。このため、全国の学校で実態を報告しているのは数%、防御になっている」と話す。
橋下大阪市長は5日(2012年7月)の会見で、「子どものことを考えると、本当に悔しかったろう。しっかり行政としてもやらなければならないですね」と声を詰まらせた。
文
モンブラン