「睡眠時無呼吸症」重症者の半分が成人病になりその3分の1が死亡

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   イビキや睡眠時の無呼吸症は肥った男の病気と思われてきた。「それが違うんです」と松田利仁亜アナがいう。「イビキと無呼吸を繰り返すこの病気は、女性にも子供にも多いことがわかってきました。しかもその原因、実はアゴにあったんです」と報告した。

肥満でなくてもアゴ小さい人危ない

   「睡眠時無呼吸症」とは、寝ている時に10秒以上の無呼吸が1時間中に5回以上ある症状だ。中居裕子さん(54歳)の体型は標準タイプ(身長155センチ、体重54キロ)で肥満ではなかったのに、2年前に睡眠時無呼吸症と診断された。兆候は5年前に夫の良文さんが気付いた。

「隣で寝ている妻が息してないんですよ。そのまま死んでしまうのかと」

   その後も無呼吸症は改善されず、日中からだるさと眠気に襲われた。主治医で千葉大学病院の磯野史朗医師は言う。「問題なのはアゴの小ささです。アゴが小さいと舌が収まり切らず気道を塞いで無呼吸症状になる」

   中居さんはその後、アゴを前に出すマウスピースを作った。このおかげで舌がアゴの中に納まり気道が確保できた。夫の良文さんが驚いた。「激変です。魔法のようです。今は全く音がしないのでかえって心配です。生きているのかなって(笑)」

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