1994年から約18年にわたり、読売新聞日曜版で連載している漫画「あたしンち」が、3月11日(2012年)で終了すると、4日付紙面で発表された。作者のけらえいこがツイッターで掲載終了の心境を語っている。
連載終了の理由について、「スタート時『あたし』というのはみかんのことでしたが、いつのまにか母視点で描くようになり、ついには父の年齢を越えてしまったあたりで、ちょっと行く先を見失ってしまいました」と言う。加えて、昨年の東日本大震災のショックや体力的に週刊連載がきつくなったこともあり、この春の紙面リニューアルを機に降板を決めたという。ただ、単行本になってない話はまだ100話以上残っており、今後数年かけて世に出していくそうだ。
「不発に終わった、描きかけの設定がいくつかあるので、もしうまく発火したら描き足していきたい。どうかみなさん、ひきつづき応援よろしくお願いします」