野田内閣支持率―読売・朝日「急落」、NHK「微増」の不可解

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   2月(2012年)に入ってテレビや新聞各社が行った定例の世論調査結果が14日までに出揃った。際立っていたのは野田政権、民主党の急落ぶりだ。

   読売新聞では内閣支持率は30%と前回調査(1月13~14日)の37%から7ポイント急落、不支持率は57%(前回51%)に上昇した。朝日新聞は内閣支持率が27%(前回29%)と2ポイント下がり、不支持率は49%(同47%)に上昇した。民主党への支持率も、読売は2009年の政権交代以来最低の16%(前回25%)、自民は17%で横ばいだった。

   代わって増えたのが支持政党なしの無党派層で、読売と朝日の調査とも前回の40%台前半から50%台前半に上昇している。

調査時期はほぼ同じなのに…

   三屋裕子(スポーツプロデューサー)「本当に信頼性がなくなってきている。いろんなものを発表しても信頼していいものかどうか疑ってしまう。そこが致命的になってきた」

   無党派層が急増していることについて、杉尾秀哉(TBS解説室長)は「民主党に限らず、他の既成政党全体に対する信頼がなくなっている。橋下大阪市長の維新の会への期待が膨らんでいるのはその裏返しです」と言い切った。

   そんな中で、なんとも不思議だったのがNHKが今月10日から3日間に行った世論調査の結果だ。内閣支持率が前回調査より1ポイント上がって31%、不支持は1ポイント下がって48%だったのだ。1008人からの回答というが、どうして新聞とまったく逆の数ギガ出たのだろう。「朝ズバッ!」はこのあたりも突っ込んで欲しかった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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