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上杉隆「オフレコメモ40万ページ公開」期待はずれの中身

   合併号が出揃った。見比べてみたがポストがダントツである。朝日新聞の全面広告も目立つが、タイトル付けがなかなかいい。並べてみよう。「人間・小沢一郎最後の『大構想』」「最後に落とす『永田町爆弾』上杉隆リークス」「化城の人 池田大作と創価学会の80年 佐野眞一」「完全復刻『微笑』『新鮮』のSEX大図鑑」「AKB48超特大水着ポスター」「YURI衝撃のフルヌード 再会」「直言ワイド『言わずに死ねるか』プロ野球への諫言 日本政界への遺言」

   これを見ていて、ああ、これってわれわれが子どもの頃に胸震わせて本屋へ買いに走った新年号豪華10大付録付きの雑誌だと思ったのだ。なんだかお得感が満ち満ちているではないか。でも、現代、ポストはついに420円、フライデーは400円。ちと高いのではないかい。

   読んでみれば、小沢一郎は毎度おなじみの繰り言ばかりで、消費税や所得税増税、年金の支給年齢を遅らすことに「到底賛成できない」と言っているのと、福島県の放射能の強い地域には「帰るのは当分考えられる限り無理です、ということをはっきり言わないと、避難している人たちに対する裏切りというか、背信、嘘つきになっちゃう」と言っているところだけ。

   上杉が今年いっぱいでジャーナリスト活動を無期限停止すると公言している。その彼が持っている政治家や官僚がメディアに対してオフレコでしゃべったメモ40万ページを、これから随時公開していくそうである。その第1弾だと謳って公開している内容は、失礼だが「こんなの!」程度のものである。そもそもこうしたメディアのオフレコメモは、手に入れようと思えば週刊誌でも手に入れられる代物で、本家のウィキリークスとは比べようもない。しばらく休んだほうがいいかもしれないね、上杉さん。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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