内柴正人セクハラ解雇―被害女子部員多すぎて人数公表できない?

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   オリンピックの金メダルに泥を塗ったと、「モーニングバード」は厳しく断じた。昨日29日(2011年11月)、セクハラ行為で懲戒解雇された九州看護福祉大(熊本県)の女子柔道部コーチの内柴正人客員教授は、2004年アテネ、08年北京オリンピックの男子柔道金メダリストだった。

宿舎で未成年に酒飲ませて……

   大学によれば、内柴は今年9月に行われた柔道部の合宿で、練習後に宿舎で未成年の女子部員に酒を飲ませてセクハラしたという。二塚信学長は「脅迫を含む重大なセクハラ行為が行われた」と語っている。内柴は事実関係を認めて、「合意の上だった」としているが、被害にあった女子部員は「合意ではない」と否定しているという。

   内柴がよく飲みに行っていたという居酒屋店員はこう証言する。「月に2~3回来ていました。でも、連れてくる女の子はいつも同じメンバーでした」

   ただ、大学側の対応もいまひとつはっきりしない。学長は「プライバシー侵害の恐れがあるので、被害者が一人なのか複数なのかも公表はできない」と言う。よほど人数が多いということなのだろう。

調査委員会は10人に事情聴取

   玉木新平リポーター「大学が設置した調査委員会が事情を聞いたのは10人ほどだったそうです」

   司会の羽鳥慎一は「なぜ人数だけでも公表できないのか。まさか10人全員が被害を受けていたとは思えないが」と首を傾げる。

   コメンテーターの東ちづる(女優)「未成年者に飲酒を強要するだけでも許せない。日本を代表する格闘家なら、未成年に酒を飲ませない理由は知っていたはず。

   今回の事件は大学や柔道関係者など、多くの人に精神的なダメージを与えている。とりわけ、被害にあった部員の人生を変えてしまったことは大変な問題ですよ」

   女子選手にコーチがセクハラというのは、実はあちこちで横行しているのではないか――。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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