「めざましテレビ」(フジテレビ系平日あさ5時25分)のメーンキャスターを務める大塚範一(63)が結果急性リンパ性白血病と診断され、しばらくの間休養することが6日(2011年11月)わかった。2日から体調不良を理由に番組を休んでいた。
フジテレビなどによると、大塚は10月末に首に触れた際たまたましこりを見つけ、精密検査で急性リンパ性白血病と判明。緊急入院した。いまは首付近の腫れはおさまり元気な様子で、抗がん剤治療の準備をしているという。番組は伊藤利尋アナウンサー(39)が当面代役を務める。
「5時25分に元気な笑顔で再登場お約束します」
大塚はフジテレビを通じて、「17年と7カ月、所定の休みを除いて皆勤で走り続けてきましたが 全く予期せぬ突然の病を得て休みをいただくことになりました。健康だけが取り柄のまた健康だけを頼りにめざましテレビに取り組んで参りました。それがこのような形で崩れた衝撃はまだ受け止めきれていません。
しかし情報をみんなの元気と笑顔に乗せてお伝えするめざましテレビのMCとしては厳しい治療にも気力で耐えて 数カ月先の5時25分に再び元気な笑顔で再登場することをお約束します。それまでどうか変わらぬご支援をめざましテレビと私にお寄せください」というコメントを発表した。
11月7日放送のめざましテレビでは電話出演し、元気な様子を見せた。今までどおりの声にスタジオもほっとしていた。復帰時期については「厳しい治療が3か月くらい続く。完全復帰できるのは3月、4月になるんじゃないかと思います」と話した。
白血病を完治させた芸能人には俳優の渡辺謙(52)や女優の吉井怜(29)らがいる。渡辺は1989年と94年に急性骨髄性白血病と診断され、いずれも約1年休業ののち復帰した。吉井も2000年に急性骨髄性白血病を発病し、02年に芸能活動を再開している。大塚も本格的な番組復帰には1年程度かかるのだろうか。(テレビウォッチ編集部)