7月(2011年)にロンドンの自宅で27歳の若さで死去した英国の歌姫エイミー・ワインハウスの死の真相が明らかになった。やはり、過度のアルコール摂取が原因だったと検死官らが明らかにした。
ドラッグ止めたがアルコールは止められなかった
英大衆紙「サン」紙によると、エイミーは08年からはドラッグを断ち、アルコールも死の3週間ほど前から口にしていなかったことが分かっている。しかし、死ぬ3日に再び飲み始め、心神衰弱で体力がかなり落ちていた身体が持ちこたえられる限度を超えたアルコールが致命的になったという。死体が発見された時、彼女の側には空のウオッカのボトルが3本発見された。
エイミーの主治医によると、アルコール中毒者の例にもれず、彼女も我慢できずに大量に飲むことがあった。ただ、死の前日に主治医がエイミーと会った時はほろ酔い状態ではあったけれど、ちゃんと会話もするし、言うことも首尾一貫していたという。エイミーは「まだやりたいことを十分にやりきれていないわ」と未来への希望も語っていたといい、自殺の可能性は低いという。
Noriko FUJIMOTO、翻訳家、エンタメライター