「アサ単」コーナーで島田紳助の会見での発言と、 その後に明らかにらったこととの矛盾に迫った。井上貴博アナウンサーが「10数年前の島田さんと右翼の間で起きたトラブルを仲介した極心連合会会長は山口組ナンバー4と言われていましたが、実質的にはナンバー2の大幹部でした」と報告。島田が会見の席で「あるわけないですから」とその存在を否定した島田自筆の幹部あて手紙や、幹部らと一緒に写った写真などが、「6年前にこの会長が競売入札妨害容疑で逮捕された際、大阪府警が会長の自宅でその存在を確認していました」という。
親密メール、幹部とのツーショット持ち込む?
暴力団に詳しいノンフィクションライターの溝口敦氏は芸能人と暴力団とのつきあいについてこう言う。
「大幹部と一度繋がりができてしまうと、縁を切るというのはとても困難だ。暴力団は見栄の社会。有名芸能人が知り合いにいれば、器量の大きさ人脈の広さを見せつける格好の材料になる」
司会のみのもんたが「それにしても、なぜ5年や6年前のメールが今頃、出てくるのだろう」と振り、若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)のインタビュー映像につなげた。
「10月から東京都でも新しい暴力団排除条例が施行される。それに向けた暴力団追放の機運を盛り上げるために、警察関係者が持ち込んだのではないか」
コメンテーターの海老原嗣生(コンサルタント・編集者)「島田さんに言いたい。会見での島田さんの発言や涙に多くの人が感動して信じた。あれは全部ウソだったのか。簡単に信じ込んだ自分が情けない」
いや、紳助のあの会見、芝居がかっていて、見るからに何かをごまかしている表情だったんじゃないか。海老原さん、純情ですね。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト