ツイッターで「脱原発」を宣言していた、女優の鈴木杏。2011年8月5日未明から熱のこもった主張を繰り返し、ツイッターユーザーとも「がんばろう」と励まし合っていた。
ところがその数時間後には、
「昨晩の原発問題に関する連投ツイートは、冷静さに欠けるところがあり、感情的になってしまいました」
とトーンダウン。そのうえ、「以前お世話になった方々に対して、安易に『後悔』などという言葉を使ってしまったこと、深く反省しています」と謝罪したのだ。一連のツイッターへの投稿の中で鈴木は、「廃棄処分のCMもやったことがありました。今、生まれて初めて後悔というものをしています。私は知らなすぎました」としたが、仕事にかかわる人たちへの思いから反省をつづったのかもしれない。
だが謝罪のなかで、「これからはもっとしっかりと勉強し、もっと深く考えていきたいと思います」と締めている。騒動になったことを反省しつつ、「脱原発」の主張は変えていないとも見られる。謝罪ツイートに対してユーザからは、「自分の信念を持って行動することはよいことだと思う」など、理解を示す内容が多い。