アナログ放送が昨日24日正午(2011年7月)に放送終了。25日0時には電波自体がとまった。アナログは終了した――はずが、「ボクの家はデジタル(放送に移行済み)なんですが、アナログ放送どうなったかと思ったら、映りましたよ」とコメンテイターでジャーナリストの青木理。
「ボクもなんですよ」と司会の羽鳥慎一。「青い画面になるのかなって、『地上A』ってボタンをワクワクしながら押してみたんですよ。アレ、映ってると思って」
2015年3月まで
番組によれば、そういう声もおおく聞かれた――というか、そういう人が本当に多かったという。「なぜアナログが映らない?」という苦情より、「なぜアナログが映る?」という苦情のほうが多かったのかもしれない。
それは「デジアナ変換」のおかげだという。ケーブルテレビ事業者が受信したデジタル放送を、一種の移行措置としてアナログに変換して放送するもの。期間は2015年3月までだそうだ。
これまであまりテレビでは喧伝されていなかったが、デジアナ変換をやっているケーブルテレビ事業者経由でテレビを見ていた人は、引き続きアナログ放送を見られるということのようだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト