18年間続いたスーパーモーニングとも、いよいよ今日でお別れだ。エンディングでは、9年間番組に携わってきたという番組の顔――「スーパーモーニングといえば、なんといっても鳥越さん」(赤江珠緒キャスター)――の鳥越俊太郎がコメンテイター陣のトリを飾って挨拶した。
鳥越は、番組を通して自分が言ってきたのは「日本という国、日本人はひとつのほうに流れてしまいがちだ。ちょっと待って、冷静に考えようということ」と振り返り、「これからは朝早く起きなくてすむのでちょっと解放された気分――が半分と、モノを言う場がなくなるのでさびしいなというのと、両方です」と心境を語った。
赤江珠緒アナは目に涙
来週からはじまる後継番組の「情報満載ライブショー モーニングバード!」にも引き続き出演する赤江が最後に挨拶。「力不足の至らない司会でした。言葉が足りず、視聴者のみなさんに不快な思いをさせてしまったことも多々あったと思います。どうぞお許しください」とまず謝罪。
「お褒めの言葉もご批判もすべてありがたく思っています。スーパーモーニングを愛してくださったみなさん、本当にありがとうございました。そして被災地の方、視聴者のみなさんに1日も早く穏やかで明るい朝が訪れることを、心からお祈りしつつ、スーパーモーニングは幕を下ろします。18年間、ありがとうございました!」と、目に涙をためながらも笑顔で締めくくった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト