今年1年、主なものだけでも民放では100本近い連続ドラマが放送されたが、もっとも人気が高かったのはどのドラマだったのか。平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)で年間トップはテレビ朝日系の春ドラマ「臨場」(水曜9時)17・57%だった。内野聖陽が主演で、放送時はフジテレビ系「月9」の木村拓哉主演「月の恋人」(月曜9時)とトップ争いを演じていたが、平均視聴率で0・72%上回った。「月の恋人」は年間3位、2位はフジテレビ系の秋ドラマ「フリーター、家を買う!」だった。
4位以下は「コード・ブルー2ndseason」(フジテレビ系)、「ホタルノヒカリ2」(日本テレビ系)、「新参者」(TBS系)、「曲げられない女」(日本テレビ系)、「同窓会」(テレビ朝日系)、「絶対零度」(フジテレビ系)、「チーム・バチスタ2」(フジテレビ系)と続く。トップ10位で見る限りフジテレビ系の圧勝で、局別年間平均でもフジテレビ系がトップ、テレビ朝日系、TBS系はほぼ横並び、ちょっと下がって日本テレビ系という争いだった。
話題になりながらも、「GOLD」(フジテレビ系)、「美丘」(日本テレビ系)、「パーフェクト・リポート」(フジテレビ系)は10%以下に沈んだ。(テレビウォッチ編集部)