海老蔵騒動もうウンザリだけど、どうも気になる「あの事」

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   <市川海老蔵とワイドショー>海老蔵は会ことの顛末をきちんと説明して、「半年でも1年でも謹慎します」と表明すべきだと思っていたので、7日(2010年12月)の記者会見は、まあ、あれはあれで良かったと思います。

   ワイドショーは依然として納得してないようですが、事件捜査のことはよくわかりませんが、相手側が逮捕状が出ているのに逃げ回っている段階では、ああ話すしかないですよ。心配しているのは、裏で変な手打ちがなければいいがということですかね。

妙な「手打ち」なんてないでしょうな

   海老蔵が当代一の人気歌舞伎役者だとしても、ワイドショーはいくらなんでも追いかけすぎですよ。相手側の話というのも、殴ったり逮捕状が出ている当人じゃなくて関係者でしょ、へたをすると関係者の関係者。どこまで本当なのか、誰にも確認できない一方的な言い分がこれでもかと流されるから、結局、何がなんだかわからないまま、海老蔵は悪者という印象ばかりが広がっているわけです。やっぱり、これは問題でしょう。ワイドショーの洪水のような海老蔵ニュースはもううんざりです。

   まあ、海老蔵の自業自得ということは確かです。歌舞伎、松竹、父親の団十郎という大きな垣根の中で、名門だ、人気者だと持ち上げられて生きていれば、どうしたって自分に甘くなってきますよ。それをきちっとするためにも、松竹の無期限自粛という処分みたいなことではなく、自分で自分が成長して変わったと自覚できるまで謹慎するということがいいんじゃないですかね。裏方をやる手だってあると思います。しばらく時間がたって、周囲が「そろそろいいだろう」なんてことで復帰するようなら、また同じようなことが起こりますよ。

   もうひとつ気になるのは、あまり良くない筋を通じて「手打ち」みたいなことが行われないだろうかということ。こういう不祥事が起こると、必ず仲介に立ってやるという人物が出てきて、まあ、その場は収まったように見えるのですが、それが腐れ縁になっていく。歌舞伎というのも相撲の世界と似たところがあって、ひいき筋とか興業とかで食い込まれてしまうんです。この際、示談やなんかにしないで、事件・犯罪としてはっきりけじめをつけないといけないと思いますね。

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